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フルオーダーギター[コンセプト]

フルオーダーギター「Rurabanist」

当工房では、フルカスタム「Rurbanist」と セミオーダー「Rafael」の2つのブランドをご提供しております。

Rurbanistでは「世界に一本だけのギター」のみを扱っております。同仕様のギターを複数本まとめて作ることはありません。木加工が完了するまでは、その一本のギターに集中できる製作スケジュールを組むように心掛けております。

ギターの形状はもとより、使用する木材、ネックジョイントの方法やチェンバー、インレイなどの特殊仕様にも対応させていただく完全オーダーメイドのハイグレードギターをご提供いたします。

平均価格帯:35〜55万円 平均納期:約3ヶ月

タイプ別 フルオーダー コンセプト

音にこだわる方に

Rurbanistでは、良い音を 「バランス」 だと考えています。

もちろんオーナーの感性によって、「良い音」というのは異なります。ギターの材料もそうですし、アンプや周辺機材や弾き方、ピッキングニュアンス、癖までが音に影響します。

でも、ほとんどの人が良い声だと評価するヴォーカリストのように、ほぼ万人が好きだといえる音質や周波数というのがあるのだろうと思います。

エレクトリックギターの場合、音に影響を与える大きなファクターはピックアップだと思います。しかし、木材によって音質が変わる要素が確かにあります。また、木材の選定同様に音を左右するのが組み方やセットアップの精度です。

ご相談におかれましては、是非下記についてお聞かせください。
理想の音を叶えられるようにクラフトします。

  • 好きな音楽ジャンル (例:普段はロックだけどバロックに影響を受けた…)
  • そのギターで奏でる予定の音楽ジャンル (例:モダンジャズなど)
  • 理想の音(もしくは最も近い音)を出すギタリスト (例:影響を受けたアーティストなど)
  • 今お使いのギターのスペックと、そのご感想 (例:●●を使ってるけど、もっと●●にしたい…)

その他、こだわりの部分すべてをお教えください。

木にこだわる方に

一言で「木にこだわる」と言っても、ボディやネック、硬さや重さ、木目など、いろんな要素があります。

木材の種類による特性や音への影響につきましては  「材料について」 ページをご覧ください。

また、木材独特の杢目にご興味のある方もご相談ください。「ギター フォトギャラリー」にも珍しい杢目のギターを掲載しておりますが、その他にも豊富なエキセントリックウッドをご用意しております。

Rurbanistの木材は、楽器としての木材の取り扱い実績が豊富で、信頼できる製材業者から「見て」「触れて」仕入れております。

オリジナルシェイプ、デザイン思考の方に

完全オリジナル形状の場合は、フリーハンドのデッサンや、市場のギターで最も近いものの画像とその変更点などのイメージをお聞かせいただき、当方でギターとして充分機能し且つご依頼にできる限り忠実なデザイン図を作成させていただきます。

ご確認をいただいたギターデザインを基に設計し、実寸の型を起こし、オリジナルシェイプギターを完成させます。

また、スワール塗装などの特殊なギター塗装にもご対応します。

これ以外にオリジナルギターの場合、通常とは違う工程や特殊な資材が必要となる場合がございますので、設計の段階からご相談させていただき、オーナーのコンセプトを叶えるご提案をいたします。

珍しいギターがほしい!

Rurbanistにはまだ実現しきれていない、いろいろなアイデアやデザインがあります。

もし「理想の音やパーツは決まっているが形状に迷っている」や「ビザールギターのような雰囲気で・・・」などのご要望がございましたら、是非ご相談ください。感性と合うものをご提案させていただきます。

ヴィンテージギターの魅力

ヴィンテージギターの魅力にはいろいろな要素があります。

木と塗装はある程度ヴィンテージギター同等の材料を揃えることができます。しかしアンプを通した時の音となるとこれを忠実に再現するのは非常に困難です。主にピックアップがその要因です。他にも経年変化や劣化しやすいパーツとしてはコンデンサー(キャパシター)がありますが、音に影響を与える優先ファクターとしては、やはりまずピックアップとなります。

運よくヴィンテージピックアップを入手できたとしてもすぐに断線したり、コイルを巻きなおしてしまうと全く別物ですし、多少マグネットも経年変化しています。

時を戻すことは誰にもできないので、ヴィンテージギターを完全再現することは不可能とした場合、ヴィンテージ風として近づける努力をするならば「音」と「見た目」ということになると思います。

最近は「音」ではヴィンテージマグネットを使用したピックアップ、「見た目」ではレリックギターのように古さを醸し出すためのテクニックやわざと劣化させたパーツ類、などが豊富に出回っています。

本来は、本物のヴィンテージギターを手に入れる方がよろしいかと思いますが、確かに手に入り難いものですから、もし、今からつくるギターをどこまでヴィンテージギターに近づけられるか・・・に、ご興味のある方はご相談ください。

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